2011年7月16日土曜日

7/15 勉強会:消費税免税業者の判定方法が変更 他

毎週、会計&税務の専門誌数紙から、気になるニュースをピックアップ。

文書内の重要部分を、太字・下線で強調しています

お急ぎの場合は、太字・下線部分だけ読んでも、ざっと概要がつかめます。


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【週刊 T&A master 】 410号 平成23年7月11日


■(税務 / 消費税)「免税業者」の判定に、売上に代えて給与も


・平成25年1月1日以後開始する事業年度から
売上もしくは「支払った給与」が1,000万以下なら免税業者に
・「給与」には、アルバイトへの給与や残業手当等も含む


■(開示) 四半期報告書 簡素化の状況


項目ごとに、「何が簡素化されたか」「何が従来通りか」の表を掲載


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【週刊 経営財務】 No.3023 2011年7月11日


■(IFRS) 任意適用の2社が「定率法」も採用

価値の費消パターンに合わせて方法を選択


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【週刊 税務通信】 No.3171 2011年7月11日


■(消費税)95%ルール改正への実務対応


課税売上が5億円を超える企業者
 
 → 『個別対応方式』または『一括比例配分方式』の選択について検討が必要。


・『個別対応方式』を採用する場合


 →  課税仕入れを
 【課税売上にのみかかるもの】
 【非課税売上にのみかかるもの】
 【両社に共通してかかるもの】に区分して管理する必要がある。


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【旬刊 経理情報】 No.1287 2011年7月20日


■(法務) 改正産活法で組織再編はこうなる


・自社株対価TOB等の組織再編手続きを円滑化
・一定の場合、
 有利発行の際の株主総会の決議を省略可
  検査役の調査不要  
  価額不足補填責任が生じない
 など


■(資本政策) ライツ・オファリングに係る制度整備について


ライツ・オファリングとは…
株主全員に新株予約権を無償で割り当てる事による増資の手法


ただし、株主全員に目論見書を交付する必要があるなどの問題があり、これまで国内ではほとんど実施されたことはなかった。


〈改正点〉


①下記の場合、目論見書の交付不要


新株予約権が金融商品取引所に上場されるものである場合には、EDINETに掲載され、その旨が日刊紙に掲載されていること


「有価証券の引受け」の範囲の見直し


コミットメントを行う証券会社の行為を「有価証券の引受け」と位置づけ、
証券会社に必要な規制が課されるよう枠組みを整備し、投資家保護を図ることとした。


※コミットメント型ライツ・オファリングとは
・・・権利行使がされなかった新株予約権について、発行者が取得条項に基づき取得
した上で証券会社に売却し、当該証券会社が権利行使をして取得した株式を市場等で売却するというスキームのこと。

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