【週刊 T&A master 】 404号 平成23年5月30日
■(IFRS)新リース会計の使用権モデルに懸念の声
不動産取引については、使用権モデルを使用すると、
リース料支払債務を超える賃料が、利息として認識される。
↓
取引の実態を適切に反映しないのでは?
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【週刊 税務通信】 No.3165 平成23年5月30日
■(税務) 名古屋地裁 解約不能の外国信託を巡る贈与税決定処分を取り消す⇒当局は控訴(P.5)
【事実関係】
・ 祖父、父、孫が関係し、祖父から孫への贈与の有無について争われた。
・ 祖父の資産(4億円)を米国の信託銀行に信託した。(委託者:祖父、受託者:信託銀行、受益者:孫、受益者の変更は可能)
・ 信託銀行が当該資産を保険に投資(被保険者:父 / 父の死亡保険金は受益者に分配される)
【争点・結論】
・ 祖父が信託した時点で、孫への贈与があるか?
⇒贈与なし。信託設定時において孫が受け取ることができる経済的利益はないため。また、父の死亡時には孫が受益者でない可能性もある。
■(税務)通勤手当と消費税(P.61)
10万円/月を超えたため、給与課税される部分の通勤交通費の消費税上の取り扱い。
⇒仕入税額控除可能。所得税上給与として取り扱われているものの、会社としては課税仕入れであるため。
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【週刊 経営財務】 No.3017 2011年5月30日
■(IFRS)開発費の資産計上
連結先行とした場合の連結財務諸表非作成会社の取扱いが論点
以下のいずれも
1.仮に試算計上した場合の金額情報を注記する
2.特段の注記を要しない
3.連結財務諸表と同様の会計処理とする
■(開示)業績予想開示せず 2割
■(税務)国税庁調査 国内4社に3社は欠損法人
■(IFRS))災害損失の区分
日本基準 : 特別損失
IFRS : 営業費用
※IFRSでは異常項目計上を認めない
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