1.昨年と比べて変わった点等
① 扶養控除の見直し
・16歳未満の扶養親族(年少扶養親族)に対する扶養控除の廃止(38万円→0円)
※ 子ども手当支給のためか
・16歳以上19歳未満の扶養控除の上乗せ部分の廃止(63万円→38万円)
※ 高校授業料無償化のためか
② 同居特別障害者加算の特別措置改組
③ 住宅借入金等の特別控除
※ 住宅借入金等特別控除申告書については再発行可能であるため、なくした場合は税務署へ依頼
2.例題
【問題】:以下のケースで、還付額はいくらになるか?
月給20万×12=240万
生命保険 5万
個人年金 5万
扶養者 妻一人(収入なし)
子一人(8歳)※1
社会保険料 年間15万
源泉 年間6万
【解答】
150万(控除後※2)-10万(生保 / 個人年金含む)-15万(社保)-38万(妻)-38万(本人)=49万(課税所得)
49万×5%(速算表)=24,500
60,000(源泉)-24,500=35,500
⇒ 還付額は35,500
※1 年少扶養は廃止により控除なし
※2 240万円→給与所得控除後の給与等の金額150万円(早見表でチェック)
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