先の震災を受けて、導入の機運が高まっている、BCP(Business Contenuity Plan / 事業継続計画)。
本稿では、BCPについて、簡単にご説明したいと思います。
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① BCPとは
緊急事態に備え、『平常時に行うべき活動』や『緊急時における事業継続のための方法、手段』などを取り決めておく計画
② BCPの目的
震災などの緊急事態発生時、中核となる事業を早期に復旧させ、事業継続(・発展)を目指す
③ BCPの特徴
(1) 優先すべき中核事業を定めておく
(2) 中核事業の目標復旧時間を定めておく
(3) 緊急時に提供できるサービスレベルを定めておく
(4) 事業拠点や生産設備、仕入品調達等の代替策を用意しておく
(5) 従業員と事業継続についてコニュニケーションを図っておく
④ 導入に向けた取り組み
運用方針策定、財務診断リスト、中核事業の評価など、
経営陣や現場マネージャーを巻き込んで議論し、策定していきます。
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中小企業では導入のノウハウがなく、策定には中々結びついていないようです。
実際の導入には、コンサルタントなど、社外の専門家の支援を受けるのが通常です。
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